（自火報）差動式分布型感知器更新工事

2023.11.08

こんにちはエヌテック防災株式会社です。

今年も残すことあと1か月となりました。
気温が下がるとともに空気も乾燥し、
暖房器具等による火災が発生し易い時期となりましたのでどうか皆様お気を付けください。

さて、今回のトピックスは横浜市共同入札による
公共施設設備改修工事に伴う自動火災報知設備更新工事についてです。

格技場に設置されている差動式分布型感知器が、
工事前の事前試験にて故障していることが判明し交換することとなりました。

（写真左：設置天井、右：既設空気管）

（写真左：既設検出器、右：試験器「テストポンプ」）

「差動式分布型感知器」について

今回交換となった「差動式分布型感知器」は
空気管と呼ばれる銅製のパイプを使用して、
火災による急激な温度上昇による空気管内の空気の膨張を
検出器と言われる機器にて検出し火災を感知する事ができます。

空気管は差動式スポット型感知器が設置できない
8ｍ以上、15ｍ未満に設置が可能※な為、
工場や体育館、倉庫などで広く用いられています。
※消防法施行規則第23条四の三のロより

空気管及び検出器の交換工事後には全ての機器が正常に作動する事を確認しました。
これで安心して格技場を利用していただく事が出来ればいいなと思います。

それでは、ご安全に！

TEL：045-353-3370
神奈川県横浜市磯子区森6-41-13